海外の女性はグラマラスで大きなバストを持っている方が多いイメージですよね。
一方、日本人はどちらかというと華奢な体つきでバストも控えめです。
なぜ、こういったバストの違いが生まれてしまうのでしょうか。
今回は、日本と海外でバストの大きさが異なる理由や、バストケアへの関心度の違いを見ていきましょう。
日本の女性と海外の女性のバストは構造が違う
バストは大きく「脂肪質のバスト」と「乳腺質のバスト」の2つに分けられます。
日本の女性のバストは、乳腺よりも脂肪が多い「脂肪質のバスト」の傾向があります。
一方、海外の女性のバストは脂肪よりも乳腺の割合が大きい「乳腺質のバスト」の方が多い傾向に。
「脂肪質のバスト」は、柔らかさがあるものの仰向けになると脂肪が下へと流れやすかったり、年齢を重ねた際に垂れ下がりやすいです。
「乳腺質のバスト」はというと、乳腺が多く張り巡らされていることからバストは硬めですが、バストにハリがあり垂れ下がりにくいという特徴があります。
海外女性のような「乳腺質のバスト」であれば、乳腺や胸を支えるクーパー靭帯の数も多くなる傾向にあるので、大きくてキレイなバストをキープしやすいといえるでしょう。
日本と海外のバストの大きさは実際どれくらい違うの?
現在、日本女性のバストは大半がBカップとCカップといわれています。
こうして見てみると決して小さすぎるサイズとはいえません。
しかし、ヨーロッパやアメリカといった海外の女性はCカップやDカップの方が多く、ロシアではDカップ以上が一般的な大きさともいわれています。
同じアジア圏において日本は平均的なサイズといえますが、欧米諸国のバストサイズと比べると小さめになりがちといえるでしょう。
日本と違う!? 海外のバストケア事情
日本ではバストケアを毎日のようにおこなっている方はとても少ないです。
一方で海外の女性は、バストケアに対する関心は高いといわれています。
日本ではあまり胸の部分が大きく開いたドレスを着ることは少ないですが、海外ではバストをキレイに見せるために好んで着られています。
そのために美容整形でバストアップを図ることも珍しくありません。
さらに、海外の女性は母乳を長く出しにくいことやバストケアを考えて、日本ほど母乳育児を長く続けないといわれています。
母乳育児を続けると皮膚が伸びたりクーパー靭帯が切れたりして、バストの垂れや形の崩れにつながってしまうからです。
一方日本では、バストケアを考えて母乳育児を卒業する方はとても少なく、バストが垂れてしまった卒乳後にバストケアを始める方がほとんどです。
バストの大きさは体質だけでなく、普段からどれだけバストケアをしているかも大きなポイントになってきます。
できるだけストレスを溜めないようにしたり、サイズの合ったブラジャーを身につけてバストへの負荷を減らしたりなど、日常でできることはたくさんあります。
バストアップを目指す方は、バストケアに関心を持ち毎日ケアすることから始めてみてはいかがでしょうか。