神宮前御殿の生活~LOVEHEARTS STORY~

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池田優子のLOVEHEARTS STORY

このLovehearts Storyは、院長池田優子が、その生い立ちから医師としての道を歩むまでの紆余曲折の半生を、ノンフィクションライターが綴ったものです。
2002年に発刊された本ですが、多くの女性に勇気を差し上げることができればと思い、ここに掲載させていただきます。

"神宮前御殿"の生活

「青山のキラー通りにある彼の自宅敷地は、ビルの6階部分と屋上。
1階から5階まではアパレルメーカーの本社なのですが、実はビルのオーナーは彼のお父様なんです。
もともと立っていた格式ある古い日本家屋を惜しみつつも壊し、
ご自身とこれから結婚する息子のためにと新たに建てられたのがこのビル。
当時の地価で1坪1億円は下らないといわれたキラー通り沿いというロケーションもさることながら、
総タイル張りでパール色に輝く美しい建物。
こんなビルに住むなんて、本当に夢みたい......と本気で思ってたんです(笑)。

6階の中央に伸びる通路をはさんでいっぽうに義父の家族、もういっぽうにわたしたちが住みました。
敷地面積は200坪、もちろんなにもかもが新品で、テレビ番組の『豪邸拝見』に出てもおかしくないようなお部屋。
屋上はゆくゆくは庭にしようと思っていました。

あんまりキレイだったのでほんのわずかでも汚したくないと思い、
夫が仕事から帰ってくるまで徹底的に掃除をしてましたよ。カガミ拭きなんか、ほとんど毎日。
窓からは新宿の御苑や赤坂御用地を見下ろし、遠くに富士山が見えました。

今は汐留地区にたくさんの高層マンションが立ったし、
赤坂にも池袋にも東京湾を一望できるようなマンションがどんどん立てられていますが、
80年代はまだまだ少なかったんです。
最高の住環境を楽しみながら、毎日腕によりをかけた手料理を作り、ひたすら夫の帰りを待ってました。
今度は六本木に遊びに出歩いたりはせずに」
なるほど、確かに物質的には"お姫様生活"といっても過言ではないようだ。
しかし肝心の夫婦生活はどうだったのだろうか。

「残念ながらケンカばかりしてた気がします。
当時、夫は午前8時には家を出て、帰ってくるのは午後11時を過ぎてからでした。
帰ってきても、たいていは食事が終わるとすぐに寝てしまうので、
睡眠時間をのぞけばいっしょにいる時間は数時間足らず。
そのわずか数時間をケンカして過ごしていたわけです。火種はほとんどが親族のことでした。
結婚前からの不安が現実のものになったのです。

義母は新婚のわたしたちに遠慮することもなく、1日に何度もわたしたちの家のチャイムを鳴らして、
おせっかいを焼きました。
もちろん、結婚当初はわたしたち夫婦を気にかけてくれているからこそと思い、お話につきあっていました。
けれども、それが毎日、しかも1日に3度4度と積み重なっていくにつれ、ストレスを感じるようになりました。

そのうち玄関での立ち話で済ませようとすると、
『息子が仕事から帰ってくるまでさびしいんでしょう?
ウチに来て、息子が小さかったころの写真でも見にいらっしゃい』なんて誘われて。
義母は心から親切心で声をかけてくれたのでしょうが、なぜか1人でいたい時にばかり話しかけられ苛立ちました。
四六時中、夫の両親のことが頭から離れず、息苦しくなっていったのです。

夫には何度も相談したんですが、『母さんはゆう子のために心配してくれてるんだからいいじゃないか』の一辺倒。
話し合う気もないみたい。それも仕方のないことでした。
夫は義父がオーナーを務める会社の関連会社の社長でしたから、両親の影響下から逃れるべくもなかったのです。

義母は、自分たち夫婦が息子たちを養っているという強い自負を持っていたようです。
それが如実に表れていたのは、わたしの両親に対する態度でした。
わたしには『優子さん、優子さん』と、いかにも大切な息子の嫁に対する態度を見せていましたが、
母と電話で話すときには、『おたくの娘さんは......』と、
上下意識を隠すこともなく口にしていたこともあったといいます。

義母にとってわたしの両親の格付けは、明らかに彼女より下でした。
そういう上下関係を受け入れてしまう自分の両親にも腹が立ったし、当然それ以上に義母を疎うようになりました。
なぜこんなに耐えてまで、結婚生活を守らなくてはいけないのだろう......」

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